在宅勤務の従業員は、会社に何を求めているのか?ServiceNowで実現する迅速な支援

「デジタル化されたワークフロー」を実現するServiceNowは、ニューノーマル時代に不可欠なリモートワークを推進するためのプラットフォームとなります。今回は、DXCテクノロジー自身によるServiceNow HR Service Delivery(以下、HRSD)の活用事例をご紹介します。

DXCのEHS(Environment, Health and Safety)部門は、「全社でリモートワークを定着化させるには、従業員のリモートワークを会社として支援する必要がある」と考えていました。日本でもEHS部門を設置する企業が増えてきましたが、その背景には「従業員のエンゲージメント向上のためには、より良い環境(Environment)、健康・衛生(Health)、そして安全(Safety)を提供する必要がある」という企業意識の高まりがあります。

2021年初頭、DXCのEHS部門は、世界各地で働く約13万人を対象に、「適切な在宅勤務環境に関するショートビデオによるオンデマンドトレーニング」と、これと連携する「在宅勤務の環境を整えるための物品支援サービス」を展開するプロジェクトを開始しました。このグローバルなサービス基盤に使われているのがServiceNow HRSDです。

 

ServiceNowで従業員支援のためのワークフローを整備

ServiceNowはITサービスマネジメントソリューションとして知られていますが、全社横断的なデジタルワークフローを構築し、部門を越えたコミュニケーションを促進するためのプラットフォームとしての活用も急伸しています。DXCでは、従来からServiceNow HRSDを人事サービスに採用しており、その標準機能を利用してこの新しい従業員向けサービスを立ち上げました。

EHS部門による本サービスの目的は、「従業員の在宅勤務を、より良い環境で、健康的かつ安全に行えるよう支援すること」です。この意図に沿ったトレーニングビデオを見た従業員は、簡単な質問にイエス・ノーで答えた後に、在宅勤務を快適にするデスクやチェアなどのオフィス用品を申請できる仕組みが整えられています。従業員は、申請から物品が到着するまでの進捗状況をリアルタイムで確認できます。ワークフローの中には、質問への回答に基づき「この従業員は困っている様子です」「相談に乗ってあげてください」といった連絡が上司にメール通知されるなど、人的なケアやコミュニケーションを促進するよう工夫されています。

本サービスでは、EHS部門が従業員をサポートするという目的に立って、申請に対する所属部門での承認手続きは大胆にシンプル化されていますが、ServiceNow HRSDでは標準機能だけで様々な承認フローを構築することもできます。DXCは、本サービスの提供を通じて、ニューノーマルの時代に求められる「デジタル×リアル」が融合する新しいビジネスプラットフォームを実現したと言えるでしょう。

 

SaaSならではのスピード感でワークフローを構築

DXCは、ServiceNowを活用したソリューションを世界中のお客様へお届けしています。国内での類似したServiceNowの実績としては、大手化消費財メーカー様での「人事関連申請手続きのデジタル化」や、全国に数万店を展開する小売業様での「PCと周辺機器の導入・更新申請のデジタル化」などがあります。いずれも人事・組織管理をはじめ、購買や資産管理など様々なシステムと連携する全社横断的なデジタルワークフローを構築しています。DXCには、高度な知見が求められる人事情報の連携をはじめ、多様なSaaS/パッケージアプリケーションとServiceNowとの連携に豊富な経験・実績があります。

SaaSならではのスピード感で、短期間で全社横断的なワークフローを構築できることがServiceNowの大きなメリットです。DXCでは、可能な限りカスタマイズを抑えて、ServiceNowが備える豊富な標準機能を正しく使いこなしてワークフローを構築することをお勧めしています。そして、大規模なワークフローに欠かせない他のシステムとの連携をしっかりと作り込むことをご提案します。

 

ServiceNow活用のメリットを最大化するための知見

DXCはServiceNowのグローバルエリートパートナーです。ServiceNow導入・活用推進において豊富な実績があり、世界的なリサーチ企業であるEverest Groupが発表した市場レポート「ServiceNowサービスPEAK Matrix® アセスメント2021」において、DXCはServiceNowのソリューションやサービスを提供するリーダーとして位置づけられています。

DXCは、多数のServiceNow導入を手がけてきただけでなく、自社でServiceNowを活用しながらそのメリットを最大限に引き出す使い方を学んでいます。また、独立系SIerとしてベンダーニュートラルな立場で、お客様のビジネス目標に最適な全社ワークフローを構築できることがDXCの強みです。ServiceNowの導入・活用促進をご検討でしたらぜひご相談ください。

 

DXCのServiceNow関連サービス>> https://dxc.com/jp/ja/cp/services/applications/EnterpriseApplication_and_SaaS/servicenow

 

(関連記事)ServiceNowはニューノーマル時代に有効か!?>> https://blogs.dxc.technology/2020/09/02/japan_article9/

 

 


Manato Iki

壹岐 真人(Manato Iki)
DXCテクノロジー・ジャパン エンタープライズ&クラウド・アプリケーション ServiceNow Practice Sales Team Lead / Workday Practice Sales Team Lead。外資系クラウドベンダーにてキャリアをスタート。2019年よりDXCテクノロジー・ジャパンにて、幅広い業種のお客様に向けてServiceNow / Workdayを中心としたITxMやHCMソリューションの利活用を支援している。

 

 

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