第 2 回【身近なところにDXC】クルマの安全と快適性を支える “制御”の仕組みがピンチ!?

自動車を走らせるためのパワートレインシステムは、エンジン、ミッション、ブレーキ、リチウムイオンバッテリーなどの高度な連携によって成り立っています。これらの制御は「電子制御ユニット(Electronic Control Unit: ECU)」と呼ばれるコンピューターが担っています。そして、その制御プログラムとデータ(=「HEXファイル」と呼ばれます)は、近年ますます大規模化しています。 経済産業省の資料によると、一台のクルマのソース総行数は、2016年に1億行に至っており、戦闘機(2,400万行)や携帯電話のOS(1,200万行)を、遥かに超えてしまっているそうです。2007年には、1,000万行だったそうなので、今後の自動運転や運転支援システムを考えると、電子制御の複雑性は、さらに加速していくことは間違いありません。 というわけで、第2回も自動車業界の話をお届けします。

第 1 回【身近なところにDXC】自動車業界全体の発展と利益を支える “IMDS”をご存じですか?

もしも、IMDS(International Material Data Systems)と聞いてピンと来たことがあるなら、自動車業界に、精通している方とお見受けいたします。では、この「自動車部品における環境負荷物質情報のデータベース」の開発・運用を、DXCテクノロジーが担っていることもご存知でしたでしょうか?

ハノーファーメッセ 2019 を振り返る ー 協調・競争領域が明確に

製造業界向け屈指の展示会「ハノーファーメッセ」 2019年4月1日から4月5日まで、製造業における世界最大の展示会(トレード・ショー)の一つ、ハノーファーメッセ(Hannover Messe Industrie: HMI)がドイツ、ニーダーザクセン州の州都ハノーファー(ドイツ語発音。英語ではハノーヴァー)にて今年も開催されました。ドイツの国策INDUSTRIE 4.0に沿った成果をお披露目する位置づけとなっており、各社の動向を集中して効率的に知ることができます。

ITサービスベンダーが「デザイン思考」を使うとき

DesignThinkingWorkshop_1

「デザイン思考」が、巷で流行っているようです。関連書籍も多く出版され、解説動画も多数アップされています。 DXCテクノロジー・ジャパンでも、もちろん力を入れています。既にお客さま向けにワークショップを実施している海外メンバーを日本に呼び、ファシリテーターを育てています。

「デジタル化を推進せよ」と仰いますが

「デジタル」という言葉の氾濫 「デジタルイノベーション室」「チーフ・デジタル・オフィサー(CDO)」「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」などなど、「デジタル」という言葉は、昨今カッコ良く使われているようです。しかし、少し冷めた眼で見ると、文脈によって、かなり異なる意味で使われていることに気が付きます。これは、その文脈での対義語を考えると、とてもわかりやすくなります。